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ロコモデルについて
1963年(昭和38年)、浅草にて遠藤春一氏がペーパー製16番ゲージ鉄道模型専門店を創業。遠藤氏の製作するペーパー製鉄道車両の数々はマニアから絶大な支持を得ると共に、同時に発売された車体キットは手頃な値段で鉄道模型製作の入門用として人気を博した。その後、日暮里から外神田へと店舗を移転したが、1999年(平成11年)惜しまれつつ閉店した。
私は学生時代の旅行で初めて日暮里にあったロコモデルの国鉄館に行った。バラックのような小さな古い店の中にはガラスのショーケースがあって、たくさんの旧形国電のペーパーモデルが並んでいた。私が高専を出て就職した頃、既に店は外神田に移転しており、真新しいおしゃれな店に変貌していた。
遠藤春一氏の作るペーパーモデルには、独特な手作りの温かみがあると思う。心無い人は実車に全然似てない等と言うけど、私は多少デフォルメされていても、それが独自の味わいになっていると思う。温かみのある手作りの模型、ロコモデルの世界を心ゆくまで、どうぞお楽しみ下さい。
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